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◆パート5:犬の躾と子供の躾

 2005年秋、雨上がりの秋晴れの朝に事件は起こった。
 私が犬の散歩をしていたら、道路脇のちょっとした空き地から、突然、小型の白い短毛の犬が飛び出して来て、私の連れていた柴犬に、犬らしいけん制もなしに噛みついてきた。
 最近この手の事が日常茶飯事なので、私は頭に来て、その犬を蹴飛ばし怒鳴りつけた。普段は叱られていないのか? その犬はしっぽ巻いて引き下がっていった。
 一方犬が飛び出してきた空き地では飼い主が、
「***ちゃんー、駄目よ」と他人事みたいに言っている。
まずは私に「ごめんなさい」だろうが・・私は切れた、そのくそ馬鹿のばばあ(おばさん)を
「ふざけるな、この馬鹿野郎!」と怒鳴つけた。
全く、朝の心地いい散歩を台無しにされた。
 この犬は、おそらくブルテリアだと思うが、犬種的に非常に攻撃的な犬だ。この辺は空き地や公園が多い地域だが、それでも新宿まで30分程度の市街地だ。そんな場所で、呼び戻しも出来ない攻撃的な馬鹿犬のリードを外してるなんて相当の馬鹿野郎だ。道路に突然飛び出した犬を避けて車が幼児の列に突っ込むような、場合によっては大惨事を引き起こす可能性だってある。最近の大人はそんな想像すら出来ないようだ。(猫をよけて幼児の列に車を突っ込んだおっさんが最近いた)
 そう言えば同じ様な光景を過去に見た事がある。新潟への出張中であった。夏休みも始まり、乗車した新幹線は家族連れが多くいた。多少ざわついていたが、それはまあ夏休みだからいい。しかし、その騒がしい中ひどくうるさいガキどもがいた。
 そいつらは新幹線の中で限度なく、わめきながら走り回っていた。「ちょっと限度がないなぁ、親は何やっているんだ」と乗り合わせた仕事人達は皆そう思ってた時、ある老紳士が
「皆さんが迷惑しているだろう、静かにしないか!」ガキを怒鳴りつけた。
 その剣幕で、さすがにガキどもは静かになったが、それを聞いたその母親が
「怖いおじさんがいるから静かにしなさい」と子供に言い聞かせた。
 絶句だ! おまえのガキが事の原因だろうが?
 全く子供を叱れない親、犬を叱れない飼い主。
 最近子育てが終わった熟年カップルが寂しいので犬をよく飼っているが、子育てに失敗して、犬の躾にも失敗か?
 最悪な気分にさせる出来事であった。



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